E-No.504 高野白斗
プライベートイベント
デゼルト姉弟[E-No.244]にメッセージを送信しました。
ファランクス[E-No.261]にメッセージを送信しました。
ヴァン[E-No.201]からメッセージを受信しました。
ヴァン 「世話になったナ、楽しめたぜ。
じゃあな!」
じゃあな!」
クリス[E-No.202]からメッセージを受信しました。
夜桜見物の翌朝のこと、手土産の林檎飴を手にパン屋を訪れたインコと柴犬は、パン屋の手伝い・女の子の遊び相手を引き受ける事でパン屋に下宿させてもらう事になったとか……
女将さん 「ここがアンタ達の部屋だよ、元が物置替わりだから宿屋みたいな訳にゃ行かないけど、日当たりと窓からの眺めは良いよ。シャワーは下にあるからね、使いたい時は降りといで。
店が忙しいのはせいぜい昼過ぎまでさね、それまで手伝ってくれたら後は好きにしていいよ。ただし、パン屋の朝は早いからねー…」
店が忙しいのはせいぜい昼過ぎまでさね、それまで手伝ってくれたら後は好きにしていいよ。ただし、パン屋の朝は早いからねー…」
クリスとこんな会話をしているようで
女将さん 「アンタは裏口の番、たまに粉袋をくすねる輩がいるんだよ。それとチビの相手でもしてやっとくれ…」
そう言うとポチコロの頭をぽんぽんと撫でました
女将さん 「それじゃ荷物の整理が終わったら降りといで、店にいるからね…」
そう言い残すと トントン、と階下に下りていきました。

なんか緊張しちゃったね。 わたし下宿って初めてだ……」
女将が出て行くと軽く羽根繕いをし、気が済むと袋の中から少ない身の回り品を取り出しては整理しつつ室内を見回し
部屋の中の調度と言えば、簡素なシングルベッドに窓の近くに置かれた小さな机と卓上ランプ、そして同じく質素な木の椅子が一つ。
元が物置だったと言う通り、部屋の隅には使わなくなって久しい家具や木箱が邪魔にならぬよう積まれており。
部屋の中の調度と言えば、簡素なシングルベッドに窓の近くに置かれた小さな机と卓上ランプ、そして同じく質素な木の椅子が一つ。
元が物置だったと言う通り、部屋の隅には使わなくなって久しい家具や木箱が邪魔にならぬよう積まれており。

部屋の中をフンスカ嗅ぎ回るポチコロに気付くと手を止めて小さく笑い

屈みこむとふんふん匂いを嗅ぎ回るポチコロの風呂敷袋に差した桜の枝をひょいと抜き、机に置いた草色のカップに挿すと椅子に腰掛けてポチコロを見守り。
窓から遠方に見える公園のソメイヨシノは既に半分程淡い葉色が混じり、遅れ咲きの牡丹桜と山桜が鮮やかな色を見せ始めており
窓から遠方に見える公園のソメイヨシノは既に半分程淡い葉色が混じり、遅れ咲きの牡丹桜と山桜が鮮やかな色を見せ始めており

物思いに耽るように風に乗ってきた桜の花びらをじっと眺めていると
おやポチコロがいない。
おやポチコロがいない。
犬の鳴き声 「キャウン キャウン!」

鳴き声に驚いて階下に駆け下りてみれば
なんという事でしょう。
そこには喜色満面のパン屋の女の子とうなだれたポチコロが……
なんという事でしょう。
そこには喜色満面のパン屋の女の子とうなだれたポチコロが……
(意訳:お嬢ちゃまにやられちゃいますたー)」
めでたしめでたし。
眼鏡をかけた少女
「やっぱり駄目か……はぁ……」
この訓練所の訓練生であろう、眼鏡をかけた少女がなにやら落ち込んでいる。
何か、あったのだろうか?
眼鏡をかけた少女
「あ、もしかしてあなた……。
すいません、あなたって、冒険者……ですよね?
…よかった!
あ、申し遅れました。
僕の名はカーラ。
学者の卵なんです」
そう言って、少女は会釈する。
背中の翼が、バルタンであることを主張していた。
学者の卵カーラ
「あの……あなたは、今まで『あれ、こういうこと前にあったような気がするな』って思ったことありませんか?
デジャヴっていうんですけど……。
僕はその研究をしていて協力者を募っているんです。
報酬は出せませんけど…あなたも協力、してくれませんか?」
頷くと、よほど嬉しかったのだろう、目を輝かせた。
学者の卵カーラ
「あ、ありがとうございます!
よ、よかった……一人しか引き受けてくれないものかと。
あっ、あなたの前にも引き受けてくれた人が1人いましてね。
そ、それよりも……協力を頼みたいことというのは、ですね……」
彼女が話すには、こうだ。
デジャヴの原理を解明する手がかりとなるものがマルンベイム平原 / グラウンド・ゼロに隠されているらしい。
学者の卵カーラ
「先に向かった人と協力して、手がかりを手に入れて下さい。
あ、地図は忘れずに使って持っていって下さいね。
では、お願いします!」