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P-No.211 第211パーティ

行き先判定

パーティイベント:プロローグ

イベントエリア:王都ケーベルグ / 酒場ブラッドバグス

王都の寂れた一角に、その酒場はあった。
大手を振って歩けないような者たちが利用する酒場である…。

酒場に入ると、赤茶色の髪を後ろで束ねたスーツ姿の女性が酒場のマスターと話しているようだった。
その姿はこの場所には不釣り合いだったが、近寄りがたい雰囲気を持つ彼女に、積極的に声を掛けようとする客はいないようだった。
黙って、酒を飲み、彼女を遠巻きに眺めている。

スーツ姿の女性
「そう……じゃあ、いいわ。
 私は私で、勝手に見つけるから」

酒場のマスター
「どうぞご勝手に」

肩をすくめ、客の前でタバコを吹かすマスターを一瞥し、こちらに向き直る。
獣の雰囲気を纏う彼女は、ライカンスかもしれない。

スーツ姿の女性
「あら……あなたたち、冒険者?」

目をすっと細め、こちらを注視する。

スーツ姿の女性
「いいわね、あなたたち。
 仕事を頼みたいのだけど、いいかしら?
 少しばかり、危険な仕事だけど……」

周囲の客たちが、同行をじっと見守っている。

スーツ姿の女性
「ここじゃ落ち着いて話しもできないわ。
 近くに私の事務所があるの。そこへ行きましょ」

彼女に案内されるまま、酒場から出て、一つの建物の中へと入る。
事務机と椅子、いくつかの観葉植物しかない部屋だった。
ここが、事務所なのだろうか。

スーツ姿の女性
「ああ、そういえば、名乗っていなかったわね。
 私はブレナン。
 あなたたちのような戦士に、仕事を紹介しているものよ。
 ……賞金首(バウンティ・ヘッド)を知っているかしら?
 こんな張り紙、見たことあるでしょ?」

彼女は机の引き出しから、一枚の紙切れを取り出し、こちらに見せた。

「WANTED!」
と大きく書かれており、その下に人相書きと賞金額が書かれている。

メディエーター・ブレナン
「あなたたちに依頼したのは他でもない、賞金首(バウンティ・ヘッド)の討伐よ。
 やるか、やらないかは好きにしていいわ。
 あまり気持ちのいい仕事ではないから。
 でも、もしやる気があるなら、これを持って行きなさい」

ブレナンは一枚の黒いカードを渡してきた。
黒いだけで何も書かれていない。

メディエーター・ブレナン
「賞金首(バウンティ・ヘッド)を討伐し、その返り血を浴びると模様が浮き出るわ。
 それをさっきの酒場に持ってきてくれれば、報酬を渡すから」

バウンティシールを手に入れた。

メディエーター・ブレナン
「それじゃ、またね」

彼女の座る机の上には、こんな人相書きが書かれている。

賞金首(バウンティ・ヘッド):
 ボーン・コレクター
報酬:
 4,000G
特徴:
 多くのスケルトン族を操るとの情報あり。

ダブルマーク イベントエリア:王都ケーベルグ / ウルム・デン・タイデン

ネルヴァリア王国の王都ケーベルグ。
通りから見える大きな、獣人王ケルガーの居城、ルデンシュタット城がよく見える。
ファーネルド連邦のようなコンクリート式の建物は少ないものの、かつての建築様式で立て直された建物が多かった。

低い男性の声
「…君達、お見受けしたところ、冒険者のようだが……?」

振り返ると、黒いスーツに黒い帽子を被った初老の男性がこちらを見ていた。

黒服の初老の男性
「私はこういう者でな」

言って、彼はこちらに一枚の小さな紙片を手渡してきた。
……名刺のようだ。

クラヴァント不動産
 ハンニバル・フォン・グラスケン

不動産屋ハンニバル
「早速だが、依頼したいことを話そう……」

ふと、近くで若い男女が話をしているのが聞こえてきた。

若い男性
「おい、聞いたかい、あのウワサ?」

若い女性
「うん、聞いたわ~!
 あの屋敷の近くを歩いたら、突然音がしたって!
 きゃ~、こわ~い~ぃ!」

若い男性
「大丈夫だよ、キャサリン。
 この僕がいるじゃないか」

キャサリンと呼ばれた女性
「あん!
 頼りにしてるわ、ディラン!」

不動産屋ハンニバル
「…………」

口ごもってしまった。
屋敷……、不動産……。

もしや?

不動産屋ハンニバル
「まあ、ああいう形で、ウワサが広まっているのだ。
 幽霊がいる屋敷など、誰も買わぬだろう?
 そこでだ。
 冒険者にはウワサの真相を確かめ、真実ならばその原因を取り除いて欲しいのだ。
 頼まれてくれるな?」

承諾すると、ハンニバルは満足そうに頷き、ゲリュンデル邸のカギを手渡してきた。

ゲリュンデル邸のカギを手に入れた。

幽霊のウワサ……これは、本当だろうか。
ゲリュンデル邸で確かめる必要がある。