E-No.133 ジョア☆プレーン
プライベートイベント
「ちょっと、あなた!
やだわぁ、なんて格好なの!?」
突然話しかけられた。
目の前に突然現れたのは、ド派手なピンク色の毛皮のコートを着た男性(?)だった。
ピンク色の男性?
「まったく、こんなへんぴな場所まで出張ってきたのに、まったく、センスのかけらもない連中ばかり」
わざとらしく、大げさな態度で頭を抱えてみせる。
ピンク色の男性?
「あら、あたしが誰だかわからないようね。
いいわ、教えてあげる……。
あたしは、何の有名なファッション情報誌、『リ・ボーン』専属のファッションデザイナー、ブリッツよ!!
……何、知らないの?
いやだわ、これだから、冒険者って人種は……」
そういって、またぶつぶつとこちらに文句を言ってきた。
ファッションデザイナー・ブリッツ
「いいわ、あたしがあなたをコーディネイトしてあげる。
そうね……今の流行は、あれよ!
そう、ゴブリンのふんどし!!
これをつければあなたも大都会のトップよ!!」