E-No.6 アイシェルト=セリーネ
プライベートイベント
……橋の一角に、一人の老人が佇んでいた。
快活な印象のある老人だった。
佇む老人
「うむ……?
おぬし、冒険者、か……?」
老人の問いかけに頷くと、老人はこちらを下から上へと、力量を測るかのように眺めた。
佇む老人
「ほう……よい体つきじゃな。
おぬし、新たな能力に興味はないか?
魂……ともいうべきものに」
こちらの心の動きを感じ取ったのか、老人は頷いて見せた。
佇む老人
「わしはセキシュウサイと申す者。
興味があるならば、セントフォーレの森 / 緑華の森から緑華の樹枝を、エルダリア鉱山 / 神代の窟から卸し鋼をそれぞれ取ってきてはくれないかね。
無事にその二つを取ってきた時、わしはおぬしに新たな能力を授けよう」
そう言って、セキシュウサイはにっこりと微笑んで見せた。