P-No.211 第211パーティ

行き先判定

パーティイベント:プロローグ

イベントエリア:首都ファーネル / 小麦工場へ向かう労働者の道

通りに、犬の吠える声が響き渡る。
ジョーゼフの声だろうか?
通りを進んでいくと、道ばたにあるイチョウの木に引っかかった麦わら帽子に向けて、ジョーゼフは吠えていた。
時折、なんとかのぼろうとしている。
麦わら帽子は、とてもかわいらしい赤いリボンがついていた。

「ジョーゼフー!」

マリリンが駆け寄ってきた。

少女マリリン
「ジョーゼフ……?
 ひょっとして、わたしの帽子を取ろうとしてくれていたの?
 おじいちゃんにもらった大切な帽子だけど……あれじゃ取れないよ……」

長い棒があれば取れそうだ。
だが、大人ならば、背伸びしてもとることはできるかもしれない。
……なんとか、とれた。

少女マリリン
「あ、ありがとう、冒険者さん!
 あ、あの……これ、お礼です……。
 こんなのしかないけど……使ってください!」

無事に、ジョーゼフも探しだし、少女の帽子もとることができた。
上々の依頼達成だろう……。

ファネルペンダントを手に入れた。

ダブルマーク イベントエリア:首都ファーネル / 田園の町外れ

のどかな田園風景が広がっている。
首都ファーネルの都会の喧噪から少し離れると、そこは昔ながらの、家がまばらに建つ首都ファーネルの外れだった。
モンスターの脅威がないわけではないが、警察や治安維持部隊の活躍により、ある程度、安全は確保されていた。